目次
動作環境
サーバー: さくら 共用 ビジネスプロ
OS:centOS6.5
ownCloudってすごい・・・けど
前回の記事でownCloudを導入しました。それでも、もっともっとかゆいところに手を伸ばしたい!
そんな時には、アプリを作成しましょう。
ownCloudは、アプリを追加することで機能の拡張ができます。
Wordpressで言うプラグインのイメージです。
導入にはコマンドが必要
ownCloudの開発者ページを見に行くと導入方法が掲載されています。
https://doc.owncloud.org/server/9.0/developer_manual/app/startapp.html
しかし、このページをみると見慣れないコマンドが・・・
「ocdev」コマンドって?
当然ながら普通のlinuxコマンドではありません。
さてさて、開発者ページに誘導リンクがあるので、覗いてみるとGithubに導入方法が乗っています。
https://github.com/owncloud/ocdev
「ocdev」コマンドには、python3が必要です。
python3を導入
python3は使った事がないので、ここを参考に導入
http://hqac.hatenadiary.com/entry/2015/11/29/125634
ocdevを導入
ん~?
sudo pip3 が訊かなのは何故なのか・・・(技術不足
とりあえずrootになりましょう。
$ su - $ pip3 install ocdev
これでインストール終わり。
最後に無事に導入できてるかテスト
$ python3 -m ocdev -h Configuration not found! Empty configuration created: /home/vagrant/.ocdevrc usage: __main__.py [-h] [--version] {setup,startapp,ci,server,devup} ... positional arguments: {setup,startapp,ci,server,devup} commands setup Setup startapp Create an app ci Sets up ownCloud install for running the continuous integration tests. Deprecated in owncloud 8.1+, use the occ maintenance:install command server Server devup Recursively your core and apps using git pull --rebase. Branches are read from your ~/.ocdevrc [devup] section by using the following syntax, core is core: app = branch Only apps listed in there will be considered during update optional arguments: -h, --help show this help message and exit --version Print out the ocdev version
上記のように文字がズラズラーッと出てきたらインストール完了!
アプリの導入
さてここまで来たら、アプリ導入も終わったようなものです。
ownCloudのappsフォルダに移動してアプリの導入をします。
$ cd /var/www/html/owncloud/apps $ python3 -m ocdev startapp MyApp Please enter your full name > Please enter your email address >
コマンドの意味は
python3 -m ocdev startapp [app名]
入力項目は上から
・Please enter your full name
作成者名を入力
・Please enter your email address
連絡先メールアドレスを入力
で、導入ができたらブラウザでアプリページを確認。
「無効なアプリ」のメニューの最下部をみると無事導入が確認できます。