目次
はじめに
最近何かとブログのネタにしているWEXAL Page Speed Technologyです。
今回は、WEXAL PST Managerで切り替え可能な「高速化戦略モード」がマニュアルモードから変更できなくなった時の対応方法を記事にしたいと思います。
「高速化戦略モード」とは
WEXAL Page Speed Technologyを使用するとホームページを劇的に高速化できます。
高速化を実現するための4つの方法が用意されています。
1. 画像最適化モード
2. AI自動戦略モード [ 制限付き ]
3. AI自動戦略モード
4. マニュアルモード
「マニュアルモード」は、その名の通り手動でPSTの設定していくモードです。
マニュアルモードから変更できなくなった理由は?
以下ドキュメントの記述です。
※WEXAL® PST Manager でマニュアルモード以外の高速化戦略モードを選択・設定した場合、その後に手動で設定ファイルを更新するなどして、選択したモードと設定ファイルとの整合性が取れなくなると「マニュアルモード」と判定されます。
つまり設定ファイルを何かのタイミングで変更してしまい、整合性が取れなくなってしまった為に「マニュアルモード」から変更できなくなってしまったのだと思われます。
体感ですが、「AI自動戦略モード [ 制限付き ]」を選択して、すぐに変更するとこの現象が起きてしまうように思われます。
対処法1
一括で設定ファイルを初期化する
以下のコマンドで初期化します。
pst init
対処法2
設定ファイルを手作業で初期化する
以下のコマンドで設定ファイルを展開します。
pst edit_config
展開された設定ファイルの内容と下記の内容で、差分を手作業で削除します。
体感ですが、wpの設定値が変わっている事が多い気がします。
■初期化設定ファイル例
--- pst: "on" watch: "on" tdir: /home/kusanagi/[path to]/DocumentRoot odir: _wexal timezone: Asia/Tokyo protocol: https mobile_pattern: Android .+ Mobile|\(iPhone|\(iPod|IEMobile|Android; Mobile; .+Firefox|Windows Phone tablet_pattern: ' Android |\(iPad|Android; Tablet; .+Firefox' conf: editor: vim options: - lua global_exclude: - /_wexal - ~$ - /\. - /wp-admin - /wp-includes - /wp-content/upgrade - /wp-json/ - /wp-content/plugins - /wp-[^/]+\.php - "" watch_additional_exclude: [] worker: img: "": - cmd: auto args: quality: 60 apply: - . exclude: [] .webp: - cmd: auto args: quality: 60 apply: - . exclude: [] css: - cmd: auto apply: - . exclude: [] js: - cmd: auto apply: - . exclude: [] lua: dynamic: enable: 1 exptime: 3600 config: voyage: "true" fcache: enable: 1 exptime: 60 header_filter: [] body_filter: [] wp: wexal_init: [] wexal_head: [] wexal_enqueue_opt: [] wexal_footer: [] wexal_flush: [] ...
さいごに
いかがでしょうか?
どちらかの手法で変更ができるようになったと思います。
今日はこの辺でー