目次
vue-flickity-2とは
vue-flickity-2は、FlickityをVue.jsに対応させたカルーセルスライダーライブラリです。
スマホやタブレットと相性が良く、レスポンシブにも対応しています。
環境
Vue | 2.6.10 |
vue-flickity-2 | 0.1.10 |
インストール
以下のnpm、CDNを使ってインストールします。
npm
npm install vue-flickity-2
CDN
<link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue-flickity-2@0.1.10/dist/vue-flickity-2.css"> <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue-flickity-2@0.1.10/dist/vue-flickity-2.umd.min.js"></script>
gitリポジトリは以下から取得できます。
https://github.com/CristianoSoleti/-vue-flickity
導入手順
1. ライブラリの取り込み
(1)webpack等の場合 [注意]モジュール版は未検証です。
import Flickity from 'vue-flickity-2'; import 'vue-flickity-2/dist/vue-flickity-2.css';
(2)WEBページの場合
const Flickity = window['vue-flickity-2'];
2.メソッドを設定
上記で取得したFlickityを components
プロパティに取り込みます。
dataにカルーセルのオプション設定をflickityOptionsとして持たせます。
ドラッグでスクロールした時に動作するdragMove イベントを設定しておきます。
new Vue({ el: '#app', components: { 'flickity':Flickity }, data: { flickityOptions: { "autoPlay": 5000, "pageDots": true, "resize": true, "prevNextButtons": true, "wrapAround": true, }, api: {}, }, methods: { dragMove(event, pointer, moveVector) { console.log(event, pointer, moveVector); }, } });
3. テンプレートを準備
<flickity>
を設置し、中にタグを設置する(divとかp)
今回はサンプルでdivを設置してます。
options
プロパティにカルーセルのオプションをオブジェクト形式で設定する。
ちなみにオプションの種類は、本家のドキュメントを見てもらうと、イメージ付きなのでわかり易いと思う。
Flickity · Options
https://flickity.metafizzy.co/options.html
<div id="app"> <div key="flickity"> <flickity :options="flickityOptions" ref="flickity" @dragMove="dragMove" @init="api=$event.flickityApi" > <div class="carousel-cell">1</div> <div class="carousel-cell">2</div> <div class="carousel-cell">3</div> <div class="carousel-cell">4</div> <div class="carousel-cell">5</div> </flickity> </div> </div>
4.スタイルを適用
.carousel-cell { width:250px; height: 150px; background-color: #62caaa; padding: 20px; display: flex; justify-content: center; align-items: center; color: #fff; border: 2px solid #fff; font-size: 30px; border-radius: 10px; }
サンプル
さいごに
FlickityをVue.jsに対応させたカルーセルスライダーライブラリでした。
今回のライブラリと似た名前の「vue-flickity」というものがあります。
こちらは今回の「vue-flickity-2」とほとんど同じものですが、CDN対応をしていないので注意です。
今日はこの辺でー