目次
動作環境
サーバー: さくら 1G SSD
OS: CentOS 6.5
Webserver: apache 2.4
前回の記事より
前回の記事でphpenvの導入方法をやりました。
まだ導入を行っていない方は以下のURLよりどうぞ
■phpenvを導入してphpのバージョン管理をする
https://www.kabanoki.net/492
phpenvとapacheが連携してない
前回PHPが利用できるようにはなりました。
試しに以下のファイルをサーバーに設置してみます。
$ cd /var/www/html $ sudo vi phpinfo.php
phpinfo.phpに以下の記述を行う。
<?php phpifno();
apacheを起動します。
$ sudo service httpd start
それではブラウザでアクセスしてみます。
画像のようなページが開かれたなら残念ながらPHPとapacheが連動していないようです。
phpenvとapacheを連携させる
さてここからが本題です。
phpenvはデフォルト設定だとで「libphp5
.so
」ができません。
なので、ちょっと追加の記述が必要です。
$ cd $ cd .phpenv/plugins/php-build/share/php-build/definitions $ sudo vi 5.6.17
「5.6.17」の先頭に「configure_option "--with-apxs2" "/usr/sbin/apxs"」を追記する。
configure_option "--with-apxs2" "/usr/sbin/apxs" install_package "https://secure.php.net/distributions/php-5.6.17.tar.bz2" install_xdebug "2.3.3" enable_builtin_opcache
PHP 5.6.17を再インストールする。
$ sudo chmod 777 /usr/lib64/httpd/modules $ sudo chmod 777 /usr/lib64/httpd $ sudo chmod 777 /usr/lib64 $ sudo chmod 777 /usr $ phpenv install 5.6.17 $ cd $ sudo cp /usr/lib64/httpd/modules/libphp5.so .phpenv/versions/5.6.17/libexec/libphp5.so
apacheを設定する。
$ sudo vi /etc/httpd/conf.d/php.conf
# 先ほどコピーしたlibphp5.soを参照する LoadModule php5_module /home/vagrant/.phpenv/versions/5.6.17/libexec/libphp5.so # .phpファイルにアクセスした場合PHPスクリプトとして扱う記述 AddType application/x-httpd-php .php # デフォルトファイルの追加 DirectoryIndex index.php
記述に間違いが無いか確認
$ sudo httpd -t Syntax OK
apacheを再起動する。
$ sudo service httpd start
ブラウザで確認する。
最後にサーバー起動時に自動でapacheを起動させるために以下を行う。
$ sudo chkconfig httpd on
お疲れ様でした。